1st ALBUM
DUNE

インディーズとしては異例の10万枚を売り上げた名盤。今のラルクからは想像もつかないような曲ばかりですが、当時のラルクの方向性が顕著に現われています。kenの作曲能力のすばらしさはこの頃から健在。2曲目のVoicや、9曲目のAs if in a dreamを聴けばわかるでしょう。 タイトルチューンのDUNEではtetsuらしいポップなメロ、hydeの艶やかな歌声は必聴です。

2st ALBUM
Tierra

メジャーデビューアルバムであるTierraはジャッケットの青いイメージからも伺えるように透明感が漂うアルバムだ。だっからといって、内容が薄いというわけではない。1曲1曲の完成度は非常に高い。1曲目のIn the Airはtetsuの優しいbassから始まりhydeが誘われるように歌いだす、歌詞の世界観の通り、空へ飛び立っているようなアレンジはすばらしい。エンディングでtetsuのbassと入れ替わりに2曲目All Deadのイントロのピアノがそっと鳴り出す。そのピアノとは対照的なkenのギターが入ってきて、曲は始まる。この曲も歌詞の世界観をうまく表現している。主人公の苦悩と想いがひしひしと伝わってくる。3曲目のBlameでは同じコード進行のみでの曲構成で、この変化のつけようはよくできたアレンジだ。 4曲目のWind of Goldではラルクの演奏力の高さ、異国情緒漂う感じが伺えるだろう。5曲目のBlurry Eyesはライブでもお馴染みのナンバーだ。ただ、今のような、盛り上がる感じとは違う感じを受けるだろうtetsuのポップセンスが存分に発揮された曲だ。6曲目のInner Coreはこのアルバムの中で少し雰囲気の違った曲だ。間奏でのピアノとギターソロの掛け合いは絶品である。7曲目の眠りによせては、デビュー曲である。ボサノバ的要素を入れたギターアレンジは本当に眠りに誘われていつかのようである。サビでは一転激しくなり、メリハリをつけたアレンジはすばらしい。そして、物寂しげなギターから始まるのは風の行方。いい曲んお一言につきるだろう。自然と涙がそそられる人も多いのではないだろうか。次の曲は、hydeの歌とピアノだけである。こういうしっとりとした曲をピアノアレンジで聴くと、hydeの声色のよさ、歌唱力のすばらしさが存分に発揮される。最後はWhite Feather。このアルバムをしめくくるのに、最もふさわしい曲だろう。ライブでtetsuが羽を振らせたがる気持ちもわかるほど、壮大な曲はTierraという大きな空を自由に泳がせてくれる。いつまでも、ここにいたくなるような気持ちのいい曲だ。

3rd ALBUM
heavenly

デビュー2年目のこのアルバムではkられの成長が大きく見られる。その証拠に前作より、ポップで聞きやすく、すぐにheavenlyの世界にのめりこんでしまうような作品になっている。軽快で軽やかな曲調のStill I'm with Youから始まり、何の抵抗もなく世界へと導いてくれる。2曲目のVivid Colorsはシングル曲ということもあって、聴きやすい仕上がりになっている。随所に散りばめられているsakuraの怒涛のフィルも聴き所だ。次のand She Saidでは、激しいながらも繊細なメロディがとても印象的なナンバー。無音にも似た波の音が流れて、ゆっくりとガラス玉が始まる。しっとりとした前半とは対象的にサビを過ぎると激しくなる。メリハリの効いたアレンジだ。5曲目のSecret Signsはフュージョンっぽいナンバーだ。こういうアレンジをなんのことなく取り入れられる事から彼らの演奏力の高さがうかがえるだろう。 次のC'est la vieはtetsuらしいポップな曲だ。hydeの歌声もかわいらしく、自然と体が動いてしまう。アーコースティックアレンジにも似た夏の憂鬱はライブで一度も演奏しないのはもったいないぐらの出来だ。インディーズ時代の「記憶の欠片」を再度アレンジしなおされたCurelessは見事なほどに生まれ変わった。そして、ライブでみんなのコーラスが欲しいという希望により生まれた静かの海では永遠に続くかのようなコーラスがアルバムのheavenlyの終焉へ導く。そして、10曲目のThe Rain Leaves a Scarは疾走間あふれるナンバーだ。